脱サラの不等式の解

はじめに

「副業からの収入」+「不労所得」 > 支出

を満たすことができれば、脱サラを実現できることが分かりました。

ここでは脱サラの不等式の解について説明します。そのためにはまず「資産」と「負債」についての理解が必要です。書籍「金持ち父さん貧乏父さん」では、こう定義されています。

「資産」とは「自分のポケットにお金を入れてくれるもの」
つまり、家賃収入を産む投資用の不動産や定期的に配当をもらえる株式など不労所得を生むもの。

「負債」とは「自分のポケットからお金を奪っていくもの」
つまり、持ち家・自家用車などの支出という形でお金を取っていくもの。

持ち家が負債であるという考えには賛否両論あると思いますが、この定義からすればローンで購入した場合、銀行に払う利子がかかりますし、固定資産税や修繕費もかかるため負債と考えます。

ここで、脱サラの不等式について考えると、脱サラを実現させるための要素が

①副業からの収入を増やす
②不労所得を増やす
③支出を減らす

この3項目であることが分かります。次にそれぞれについて掘り下げてみると、

①副業からの収入を増やすためには
 (a)副業の数を増やす
 (b)1つ1つの副業のパフォーマンスを高める

②不労所得を増やすためには(不労所得は「資産×運用利回り」で表すことができることより)
 (c)資産の数を増やす
 (d)個々の資産の運用利回りを上げる

③支出を減らすためには
 (e)節約する
 (f)資産と負債の違いを知り、負債を背負い込まない

以上より、脱サラの不等式の解は(a)~(f)であると言えます。

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